財務、税務、会計

「上場企業」とはそもそも

f:id:TurezurePudding:20190613032904p:plain

僕のブログでもたまに扱う、会社の云々のニュースがあります。

昨日の記事でも

時代の流れ、デジタル課税と消えてく法人税

「上場企業」という言葉がちらほら散見されたように感じます。

また、新聞に一通り目を通してみれば「上場企業」は嫌でも目に入ってくると思います。

おそらく皆さん、この言葉を聞いたときイメージするのは

「お、大企業だな」とか「安泰そう」「給料よさそう」といった感じではないでしょうか?

僕も会計の勉強を本格的に始める前はこんなイメージでした。

 

 

おそらく、このイメージは正しく全体的に見てもその傾向は強いような気がします。

しかし、一概に上場しているからといって非上場企業よりも大手であるとは限らず

会社として上場企業>非上場 で優れているわけではありません

 

今回は、何をもって企業は上場するのか、そのメリットは?というようなことを解説していきます。

 

 

上場するとは

 

上場するとは一言で言うと、証券取引所で株式が自由に売買することができる」ようになることを言います。

企業は資金を集めるために、株式を発行します。(株式の話はまたいつか)

その株式を投資家さん達が買える場所が、証券取引所ですね。

いわば、市場に出品してみんなが自由に買える状態なる=上場とでもいいましょうか。

 

上場企業の数はどれくらい?

現在日本では何社くらいが上場しているかというと、2019年6月5日の統計で

東証全体で3665社。

他にも名古屋証券取引所や福岡、札幌などもありますが合わせても100社ちょっとくらいです。

パッと聞くと多いようですが

日本の企業数は400以上存在すると言われており、上場企業はわずか1%にも満たないのです。0.1%くらい?

そりゃあ、並みの企業と比べると選ばれし感が半端ないわけですね。

 

上場企業と非上場企業は何が違う?

ここまできたら、その違いはなんとなくわかるかと思います。

そうです、証券取引所に株式を公開しているかしていないか。です。

 

その他の違いをざっとリストにすると

赤→上場企業  青→非上場企業

  • 株式の所有者 投資家  創業者、関連会社
  • 経営     株主の意見に左右 好き勝手
  • 資金の集めやすさ しやすい  しにくい
  • 買収の危険度 リスクあり   低い

といった具合です。

自由な経営ができる、有価証券報告書の提出義務がない

などの理由から、あえて非上場の会社もあります。

日本では、竹中工務店大創産業サントリーHDなど日本を代表する企業や

世界では、IKEA、ROLEXなどがあります。

 

上場の条件とは?

なにをもって上場するか、ということですが

今回はあくまで解説なので、細かい数値や規定は省略します。

そのかわり、だいたいどんなポイントが大事なのかなーというとこだけまとめると

申請要件として、以下の全部もしくは一部が見られます

  • 株主数
  • 流通株式
  • 上場時価総額
  • 事業継続年数
  • 純資産の額
  • 利益の額(連結経常)

用語の説明については別記事で紹介します。→(URLを今後貼ります)

 

企業が上場する証券取引所は、東京証券取引所だけではありません

これを含めて日本の証券取引所を紹介すると

 

東京証券取引所(東証)

一番有名ではないでしょうか、この中にも3つの市場があって、

先ほどの基準(全てもしくは一部)を段階的に

東証マザーズ東証二部→東証一部 の順に厳しくなります。

 

札幌証券取引所(札証)

アンビシャス→本則市場 の順に基準が厳しくなります。

主に北海道に本社がある企業や、事業の実績のある企業があります。16社程

 

名古屋証券取引所(名証)

セントレックス→市場第二部→市場第一部 の順に基準が厳しくなります。

愛知近郊の会社が多いですが、東京に流れがち。75社程

 

福岡証券取引所(福証)

Q‐Board→本則市場 の順に基準が厳しくなります。

福岡他九州の会社ですね。28社程

 

TOKYO PRO Market

東京証券取引所とロンドン証券取引所の共同で設立されました。

2012年にはロンドン証券取引所の合弁が解消され、東証の完全子会社となりました。

日本唯一のプロ向け証券取引所みたいなイメージです。

形式的な基準はなく、指定アドバイザーの評価で上場します。30社

 

ジャスダック(JASADQ)

ベンチャー企業や中小企業向けのイメージです。

新興市場の部類で、コンセプトとしては革新性あ国際性があり

ちょっと面白い市場です。

中に、スタンダードとグロースがあります。

スタンダードが667社、グロースが37社あります(6月5日時点)

 

 

以上が上場とは?を少し掘り下げた解説でした。

一概に業績が良いから、上場して株式公開するのではなく

その企業それぞれの戦略をもって決定しているのですね。

興味があれば、その会社がどこの市場に上場していて~みたいなことを調べるのも面白いかもしれません。

 

今後は、そういった有価証券報告書の読み方や、用語などの解説もしていく予定です。

 

 

 

  

 

 

 

 

-財務、税務、会計

Copyright© 徒然なるプリン日記 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.